6月30日(木)
今年2月、愛知県下で初めてiPadを導入し、市議会の
ICT化に先進的に取り組んでみえる安城市議会さんに
視察に行かせていきました。
メンバーは、iPad検討チームの5人と有志議員4人です。
市会議員ひとりあたり年間約10,000枚を超える紙媒体による
資料が配られています。
毎日毎日、状差しに入っている資料をファイルするのも結構
大変なものですが、それらが必要な時にさっと出せるか、と
言うとそうは簡単に行きません。
それが悩みでもあるのですが・・・。
PFI事業についても市民の方に説明するときもいつも
何冊もファイルを持ち運びしてます。
そして、必要なページをすっと見せられたら、どんなに
いいでしょう!
安城市議会さんは、iPadを全議員に貸与することで、今年
5月臨時議会では、3,237枚⇒905枚に、6月定例会では
6,566枚⇒1,680枚に・・・というように大幅な削減。
削減率、実に72%、74%。
用紙枚数の削減のみならず、職員が刷ったり、閉じたりの
作業軽減にもつながりますね。
維持費は政務活動費から2,500円、公費から2,000円が月々
かかります(議員一人当たり)。
もちろん初期経費は別にかかりますが。
西尾市議会でも議会改革の一連で導入を検討していますが
抵抗が強い議員さんもいらっしゃるので、できるだけハードルを
低くして、どなたも触れる状況を作っていくことが重要です。
検討チームでは、7月にも2回研修会を開いて、導入実施
への道筋を探っていきます。
平成28年3月定例会では全ての議員がiPadを議場に。
安城市議会杉浦議長は最後までお付き合い下さいました。
プロジェクトチーム座長の坂部議員の説明はすごく分かり易い!
iPadの導入について安城市議会視察
2016/06/30