企画総務常任委員会視察

2014/11/13

11月11日(火)~13日(木)
企画総務委員会行政視察としての初日は、山口県宇部市に
伺いましたico51
視察項目は
「BCP(事業継続計画)について」です。
地域防災計画が予防・応急・復旧・復興に至る業務を総合的に
示す計画であるのに対して、業務継続計画は、上記の業務のうち
中断できない、また、中断しても早期復旧する必要がある業務を
非常時優先業務として実施する態勢を確保するための計画です。
西尾市は、南海トラフ巨大地震による被害想定が甚大なものに
なるという予想ですので、このような事業継続計画の早期策定は
大変重要なものと思いました。
    
    各課に協力を仰ぎながらこの計画を策定するのは相当に大変のようです。
    
    「人」こそが最も重要な「資源」であるというご指摘に納得。
続いて2日目は、すぐお隣の山陽小野田市です。
視察項目は
「防災基本条例」
    
前日に「事業継続計画」について詳しく説明を聞かせていただいたので
2日目の視察項目についても理解がしやすかったです。
瀬戸内海に面しているからでしょうか、南海トラフ巨大地震あとの津波
到来時間が251分と長いので、その点は西尾市と対応に違いがありました。
    
    別項目ですが、市民病院が単年度黒字というのは羨ましく思いました。
3日目は大阪府泉佐野市に移動して
「ふるさと納税について」です。
今や過熱気味の感がある「ふるさと納税」ですが、それでも無視できない存在
であることも確かです。
泉佐野市さんは、財政健全化という重要課題を克服するのに必要に迫られて
と仰いましたが、地域の特性、持っているものを全て洗い出して全国にアピール
「泉佐野市の名前を売る!」という積極的な姿勢は、見習うべきと思いました。
    
    どの自治体にも必ず“超熱心な”職員の方がいらっしゃいますね。
    
    急に冷え込み、庁舎前のイチョウの黄色がとてもきれいでした。
無事、3日間の視察を終え、新幹線の乗り換えで列車の遅れによりちょっと
あたふたしましたが、西尾駅には予定通り18時11分に到着し、ホームで
文教委員会の皆さんと遭遇。
お互いの視察の様子を話しながら、車を置いておいた市役所へと歩きました。
宇部市、山陽小野田市、泉佐野市の皆さま、お世話になりましてありがとう
ございました。