3月13日(火)
何年振りかにNHK連続朝のドラマを観ています。
ご覧になっている皆さんは、どのようにお思いでしょうか?
例えば、髪結いの近所のおばちゃんの息子が二人とも召集され
兄は戦死、弟は帰還したものの別人のようになってしまった。
そうした現実を前に母親たるおばちゃんの深い、何とも言いようの
ない悲しみの表現。
また、身を鬻ぐ(この言葉を大学受験生に知っているか?と尋ねたら
知らない、と答えました。今や死語?)ことで糊口を凌ぐかつての
お穣さま。
そして、言うまでもなく『だんじり』に乗せてもらえなかった主人公が
『だんじり』に代わるものとして『ミシン』という手段を得て、輝き
己の人生を切り開き、したたかに時代を生き抜いていく様。
現代と違い、生活や仕事に追われていたあの時代の女性は、我が子が
学校でどんな生活をしているのかあまり知りませんでした。こうした
子育てで実は大切なこと。
戦中も戦後もやはり女性は、おしゃれ心を忘れず、心の中にそれを
秘めることで精いっぱいの『反戦』を謳ったこと。
いろいろな面でなかなか考えさせるドラマだなあ、と私は思っている
のですが・・・
友人宅で「女性学」談義。玄米大好き!
朝ドラ「カーネーション」に見る女性学
2012/03/15