政治における「誠」とは

2017/10/22

10月20日(金)
当初予定されていた全員協議会が臨時議会へと変更された今日
まったく予期せぬことが起こりました。
議題のうち
第3  所信表明
とありましたから、私たち議員の多くは市長が「見直し断念」を表明
するものと思い込んでいました。
このことは、18日夜、会派幹部からの情報で耳に入っていたからです。
しかし、
ふたを開けてみれば「全面見直し続行」するとの内容。
狐につままれたような気持ちで暫時休憩。
20分後の再開審議では、気持ちを切り替えて副市長の人事案件には
賛成しました。
6月末の選挙後、市長の公約である「凍結・全面見直し」に向けての
特別目的会社(SPC)との交渉・協議は一向に進まず、難航する
ばかりでは、西尾市政にとっては何の良いこともありません。
やはり、市長一人ではできることに限りがあり、有能な副市長が必要
との思いから、全員賛成で長島副市長が誕生したものと思います。
しかし、市長が議場で言われた
「必要に応じて工事を中断させながら、事業内容の変更や縮小を
考えていく」
というのと、臨時会後の取材に対しての
「大幅な計画変更は極めて難しい。例えば10階建ての市営住宅を
5階建てにはできるかもしれないが、建設を止めるのは難しい」
との齟齬をどのように考えればよいのだろう、と戸惑ってしまいます。
市長の真意はどこにあるのかしらん?
   
   「もし私に誇るべきものがあるとしたら、それはただ『誠』という
   言葉に集約されるであろう。つまるところ、学問や同胞との付き
   合いでも、また将来のことを考える場合でも、この『誠』の心を
   忘れずに貫く覚悟でいるのだ」小村寿太郎の言葉より。
   (10/17 日南市 小村記念館にて館長の説明)