会派で視察研修

2016/08/01

7月26日(火)~28日(木)
第1日目は、早朝西尾を出て、新潟経由で前橋市へと
向かいました。
駅前にあった西武デパート撤退の後を美術館にリノベー
ション。
芸術家の方や学芸員の方が積極的に街に繰り出し、
さまざまな人たちを芸術の世界へ手繰り寄せています。
障がいのある方もお年寄りも学芸員の方の見事な
誘いで驚くような美術体験、音楽体験をしてみえます。
そうか!
新しく美術館を建てなくてもこういうことができるんだ!
目からうろこの美術館、街中の美術館でした。
  <スマホの調子悪く、写真なしkao21
第2日目は、長岡市で学校給食センターを視察させて
頂きました。
長岡市も西尾市と同様、自校方式とセンター方式の混合
です。
それも、徐々に民間委託が進められています。
アレルギー対策については、国の基準に則って完全除去。
そして何より、学校現場でのアレルギー対応には教員への
研修や児童個々の管理カルテなど充実していました。
米飯は、週4日。
センターごとに、また学校ごとに食材を仕入れ、地産地消を
推進。
また、災害時に地域の避難所として機能するよう、防災センター
としての機能も組み込まれていました。
長岡市の庁舎は、度肝を抜くような斬新なデザインもさること
ながら、日々住民の立ち寄る場所として、賑わいを感じる空間
となっていました。
障がいのある方もカフェやパンやさんとして就労してみえますし
すぐ隣接して、子育て支援センターも完備、公共施設のいたる
所にちょっとしたテーブルとイスが備えられ、高校生が電車やバス
を待つ間にも勉強している姿がよく見られます。
私は、5年前まで長男一家が長岡市に住んでいたので、どれだけ
こういった施設のお世話になったことでしょう。
とてもありがたかったのを今も忘れません。
   
   長岡市役所ピロティ。イベントも頻繁に開かれてます。
   
   ガラス張りの議場。天井には木材が潤沢に使われて。
   
   宮内中学校給食調理室。ここで最大600食を調理。
第3日目は、新潟市です。
防災についてお話を伺ったのですが、5人の担当者の方がそれぞれ
丁寧な資料を用意して説明くださり、大変分かり易くありがたく
説明を聞かせて頂きました。
西尾市と同じく、海抜ゼロメートル地帯が多く、地区ごとに詳しく
防災カルテも作成されており参考になりました。
ただ、羨ましかったのは、市内に高い建物が多かったことです。
   
   各小学校区ごとにきめ細かな防災カルテが作成されて。