PFI地域活性化シンポジウム

2016/06/13

6月13日(日)
久しぶりのまとまった雨でしたね。
准看護学校の授業後、歩いて市役所に向かう途中、交通事故
直後に遭遇。
二重事故でしたが、一次事故の運転者は外国人らしく、現場から
逃走してしまったんだそうです。
何だか、映画の中の出来事が目の前で起こっているような気が
しました。
市役所で明日の委員会の準備をした後は、くるりんバスで文化
会館に向かいましたが、バス中で耳にする乗客の会話も今後の
地域公共交通施策の参考にさせていただけるものでした。
徒歩?くるりんバス?
そうです!
我が家は今、夫と私と車をシェアしてるので、公共乗り物を利用
することも多くなりました。
さて、午後からの「PFI地域活性化シンポジウム」であります。
日本銀行 金融機構局 金融高度化センター 企画役の
北村佳之氏
による「公民連携ファイナンスの展開~PFI/PPP等への取り組み」と
題した基調講演の後、
(株)丸山組(安城市) 代表取締役社長 丸山 祥子氏
高浜市総務部 行政グループ リーダー 山本 時雄氏
西尾市 資産経営戦略局 資産経営戦略課 主幹 鈴木 貴之氏
の3名によるパネルディスカッションがありました。
安城市は、中心市街地拠点事業の一環としてPFIで図書館情報
センター建設に取り掛かっており、丸山組さんは協力企業として
参画してみえる立場からのお話を。
高浜市の山本氏は、高浜市で現在進んでいる高浜小学校等整備
事業についてのお話を。
そして、我が西尾市は資産経営戦略局主幹の鈴木氏が今まさに
取り組んでいる西尾市方式のPFI事業について其々発表。
前半第一部の日本銀行 北村氏のお話は、パワーポイント原稿の
実に105頁にわたるもので、ボリュームもさることながらPFI・PPPの
スキーム・必要性・実施状況・目標・課題や論点・PPPの可能性について
90分、いささかの早口で講演されました。
「夕凪の時代」という表現が
とても印象に残りました。
まだそんなに暗くない、大丈夫と思っていつまでも遊んでいて、気が
付いたら、辺りはどっぷり日が暮れていた、というものです。
地震や戦争などの劇的事象は・・・「つるべ落とし」と表現されました。
こちらは、誰しもが事の重大性に気がつきますが、急速に進行する
インフラ老朽化は、ついつい先延ばしにしがち。
首長も職員も自分の時でなく次の人に!と思ってしまいがち・・・。
具体的な数値を示してのお話は、説得力を持ち、一刻の猶予も
許されない、と思わされました。
孫子にそんな困った余分な公共施設を残すわけにはいきません
ものね。
熊本地震を経験していっそうその思いが強くなりました。
そして、真に地域が活性化する、地域が主導するPFI事業を地域
みんなで(公共・企業・金融・市民)取り組んでいかなければ!