学芸会と防災フォーラム

2016/01/30

1月30日(土)
体育館の天井の工事の為、通常の11月ではなく、今日
幾つかの小学校で学芸会が行われました。
インフルエンザの流行で開催が危ぶまれた学校もありま
したが、無事開催できて先生方はさぞ胸をなでおろして
いらっしゃることでしょう。
毎年毎年楽しみに見せていただいていますが、全身で
歌う喜びを表したり、澄んだ声でセリフを聞こえやすく
発声したりする姿を見るとつくづく
「人間って本当に美しいなあ!」
と思います。
顔も、口の開け方も髪の感じも、首の傾げ方もみんな、
みんな違っているのにみんな美しい!
  
  全身から歌う喜びが伝わってくるような「Jump」の合唱。
   (中部小学校3年生)
  
  いきなり「Tomorrow」のソロですよ!4人が。ボーイソプラノも
  すてき! (中部小学校5年生)
  
  中央奥は「琴」です。琴とドラムの組み合わせが斬新!
   (中部小学校5年)
  
  なんと!ミュージカル「キャッツ」です!楽しそう!
   (東部小学校2年)
  
  「きばのないおおかみ」は人と動物の交流だけでなく
  反戦を描いた劇でした。 (東部小学校4年)
  
  何度見ても「走れメロス」はいいですね。「信じ、信じられる
  幸せ」を忘れがちな日々を反省!(西部小学校6年)
午後は、文化会館で「防災フォーラム」です。
こちらは中学生14人が近藤ひろ子防災教育アドバイザーの
リードの元、防災に対しての立派な考えを披露してくれました。
「命の学習」としての「防災学習」を!という提言に頷きました。
フォーラムの後半は、岩手日報社大船渡支局の内城俊充
支局長を講師に「東日本大震災から5年~復興の現場から」と
題して講演頂きました。
何度見ても胸がえぐられるようなあの日の津波が押し寄せる
様子を映した映像は、私たちに決してあの日のことを忘れては
行けない!誰しもが想定外を想定して備えなければいけない、
と教えてくれています。
災害後、一定期間を置いた後の日報社のアンケートに
「悔しくて今までの自分の歩んできた人生はいったいなんだったのか」
「生きることがこんなにも苦しいものだとは思いませんでした」
「あの日からいつか覚める『夢』の中で生きているような変な感覚が
あります」・・・

などとあったそうですが、まだ書く気すら起きない人ももっと多く
いらして、そんな状況の中で記者として苦しい、つらい気持ちと
葛藤の中で必要な記事を書き続けることを心がけてきた、と
仰いました。
家がなくなっても財産がなくなっても「家族」のいる幸せ・・・大切な
ことを再度教えていただいたフォーラムでした。
こちらは残念ながらスマホを車中に忘れ、画像無しです。
すみません!