藻谷浩介氏政策セミナーに参加

2014/09/13

9月12日(金)
幼児のように前夜からワクワク・ドキドキして迎えた今日の
藻谷浩介氏(株式会社日本総合研究所 主任研究員)による
『人口成熟時代におけるまちづくりのヒント』
セミナーでした。
西尾市役所行政職員対象の政策セミナーの一環ですが、議員も希望者は
参加できるということで。
2010年6月に『デフレの正体』が出されて以来、氏の言動を注視してきた私は
何度も読み返して表紙がボロくなった著書を手に講演に聴き入りました。
「デフレの正体」で厳しく指弾された東海市太田川駅前はその後、開発が
進み、また日本福祉大学看護学部を誘致するなど活発な動きが見られます。
西尾駅前も名鉄パレが解体され、その後の計画がまだ私たちの耳には
入って来ませんが『駅前は街の顔』
早く明るい未来に向けての姿を見たいものです。
楽観的な「なんとかこのままいくだろう」ではなく、目の前の現実を冷徹な目で
見ることの大切さを改めて教えられました。
出生率の低下、生産人口年齢層(15歳~64歳)の減少、20~30歳代の女性
人口の減少、75歳以上の老年層の激増・・・など西尾市が現に直面している
問題から目をそらすべきではない、との指摘には深く頷かざるを得ません。
一方、吉良や幡豆の自然の豊かさ、フラットな地形であることの恩恵にも気づか
されました。
『足元の宝』を見落としてはいけない、ということですね!
今日のセミナーでは『里山自然主義』については、時間がなく触れられませんでしたが
また次回、こちらの話も伺ってみたいものです。
フェイスブックを見た友人・知人からは
「よく藻谷さんを呼べましたね!』
「僕も聴きに行きたーい!」
「いつ?どこで?すぐ駆けつける!」
などというコメントが寄せられました。
    
       ちゃっかり2冊ともサインしていただきました。