“あまちゃん”に見る母娘問題

2013/09/11

9月11日(水)
今日は、経済建設委員会のあと夕方まで、決算審査質疑に係る通告書を
作成していました。
いちおう終了ico25
唐突ですが、“あまちゃん”観ていますか?
このドラマの観方は様々ですが、私は
「永遠の母娘問題」という観点から観ています。
アキの母親春子が
「夏さんに一度でいいから“ありがとう”と言ってもらうまでは!」
と東京から三陸に戻り、心を尽くして看病する場面にそれがよく
現れていると思いました。
私も母が生前、プレゼント攻勢したり、
旅行や買い物に連れて行ったり、
晩年はそれこそ手を尽くしてがん治療に走り回ったり・・・icon16
それもこれも、ひと言

「ありがとう」

って言ってもらいたいばかりに。
いえ、むしろ
「私はこんなに尽くしているのにあなたは何も
してくれなかったよね。
大学の時、仕送りしてくれなかったよね、
結婚の時、着物も買ってくれなかったよね、
家族旅行も一度も連れて行ってくれなかったよね・・・」
と心の中でそんな悪態をついていたのです。
まるでムチャクチャを言う駄々っ子のように甘ったれで
我がままで、ほんとにどうしようもない30代でした。
あてつけの何物でもないわけですし、嫌味で意地悪な
ムスメだったと思います、ホントに!
親のありがたさは当然のように死後、嫌というほど、また
苦しいほど感じるんですけどね。
親御さんが生きていらっしゃる方は、今のうちにいっぱい
おしゃべりして、自分の想いをちゃんと伝えておいた方が
いいですよ。
私みたいに屈折した想いを40歳近くまで持ち続けるより。
    
    ご近所の見事なお庭。母も花を欠かしたことのない人でした。