地域で暮らすということ

2012/10/19

10月19日(金)
日経新聞の生活・ひと面に「患者の目」という記事が毎週載ります。
ここしばらくは、作家の絲山秋子さんのシリーズで、私はこの記事で
彼女が長らく躁うつ病を患ってきたことを知りましたicon33
でもそうであって、も絲山さんは『沖で待つ』ほか数々の優れた作品を
発表してきました。
医師のアドバイスを受けながらうまく病と付き合ってコントロール
しての15年だったとご自身の弁ですがicon26
もうひとつ。
『毎日がアルツハイマー』(関口祐加監督)の人気動画が示して
いるように、多少認知症になったって昔みたいに住み慣れた地域で
そのまま暮らしていくことだってできるんじゃないか、ということも
思うのです。
近所を徘徊しているお年寄りを見かけたら、
「はいはい、○○さん、買い物かね?済んだらウチに帰るかね~」
とか何とか優しく声をかけてあげられるような地域、町・・・ico40
生命の危険とか危害の恐れなどがある場合は別ですが、色んな
人がそのままで暮らせたらいいのにね。
だって私の周りには、子どもの頃から結構色んなしょう害(それを
しょう害と呼ぶのなら!)を持った友人や知人がいて仲良く
勉強したり遊んだり、一緒に仕事したりしていたものです。
できないことは傍にいる人がさりげなく手助けしたり、代わりに
してあげたりanimal6
そういうのみんな普通にやってましたよね?
    
      駒ヶ根土産のマコモダケ。
      タケノコとトウモロコシを合わせたような味。
      天ぷらにしていただきました。