東海・東南海・南海三連動地震による津波予測について

2012/02/20

2月20日(月)
西尾市法人会特別講演会として
『東海・東南海・南海三連動地震による津波予測について』
       ~三河湾西尾地区に5メートルの津波?~

が開催されました。講師は
名古屋大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻 川崎浩司准教授でした。
    
今月5日の一色町公民館での片田敏孝群馬大学大学院教授の講演会同様
満席、立ち見の方もたくさんありました。
    
    開始30分前でこの状態。資料も足らず担当者が急いでコピー。
今回のお話の焦眉は、東海地方、愛知県及び西尾市における津波浸水予測
でした。
M9の海溝型地震が発生した場合、一色町で建物2階まで浸水、浸水域は
広範に及び、西尾市役所でも50センチくらいの浸水とか・・・。
話を聞いていて思わず鳥肌がkao12
川崎准教授の解析結果は、伊勢湾台風の被害状況とほぼ重なるとか。
私がいい加減なことを書いてもいけないので、
愛知県防災学習システム や
海岸工学委員会
のサイトを参考にしてください。
津波被害にばかり気を取られて、地震対策がおろそかにならないよう
①耐震対策
②家具止め

の2点の重要性についても強調されました。
また、ハザードマップや浸水予想図に一喜一憂することなく
自分達の地域がどういう所か知っておくことが大切!とも。
湾内は津波が入り辛いと同時に出辛いのでワーッと広がるイメージで
津波発生後2時間半から3時間後くらいが最大深さになる点なども
三陸海岸地方と違うところでしょう。
「やっぱりなあ・・」「どうすればいいのかなあ・・」と
頭の中がグルグル回っている感じで家路に着きました。