2月9日(木)
今日の一色中部小学校での読み聞かせは高学年対象、私の担当は
5年2組だったのでちょっと長めの考えさせる内容のものを選んで
いきました。
「エンザロ村のかまど」
(さくまゆみこ・文、沢田としき・絵、福音館書店)
水道もガスもないケニアの貧しい村の人たちに本当に必要なもの
それがこの「かまど」だったのです。
しかも、このかまどの作り方を教えたのは岩手県の遠野出身の岸田袈裟さん
という日本人女性でした。彼女は「わらぞうり」の作り方も教えて、村人の
衛生環境をぐっと向上させることができました。小学生たちがぞうり作りを
覚え、他の学校の生徒たちにも教えてどんどんその輪が広がって行きました。
「真に人の役に立つこと」
の原点に気づかせてくれる一冊でした。
遠野の昔のおばあちゃんの生活の知恵がはるかアフリカの地で生かされている
なんて素敵なことですよね
被災地の皆さんの事を考えることとも共通している内容だと思いました。
みんな、何か感じてくれたかなぁ・・・
「エンザロ村のかまど」~読み聞かせ
2012/02/09