2012センター試験終わる

2012/01/17

1月15日(日)
天候的には問題もなく良かったのですが、システム的には配布遅れや
回収遅れ、はたまた被災地の臨時会場では英語リスニング用のIC
プレイヤーが未着など問題大ありの状態で、当の受験生はさぞかし
焦ったことでしょう。
私も縁あって受験生を2人見させてもらっていたので、ご父兄同様
この2日間はドキドキして過ごしました。
問題レベルは、概ね前年並み、数学Ⅱの三角関数が難しかったとの
ことですが、英語・国語に関してはやは語彙数、単語数の増加つまり
速読力が要求される傾向がますます強くなっているなと感じました。
ここからは自慢話なので、我慢してお読みください。
2人の結果が良かったから偉そうに言うのですが、
やはり国語・英語とも多読と音読の威力を舐めてはいけません!と
再確認しました。
また、英語(リスニング)に関しては、聴いた英語を「ビジュアライズ」
つまり、聴いた英語の状況を絵を描くようにイメージする訓練が有効だと
痛感しました。よく、聴いた英語をメモしている生徒さんを見かけますが
それでは多量な文を聴くうちに情報がうまく整理できなくなってしまうと
思います。
一見関係ないようですが、先日岡崎市の婦警さんが無線傍受の全国大会で
上位を修められたというニュースに共通点を見出しました。すなわち、
音声状況のよくない中で、いかに限られた情報を頭の中で整理して類推して
状況をイメージするかが大切だ、とその受賞者の方もおっしゃってたので
これだ!と膝を叩いたわけです。『聴く』という点では同じですよね?
そして、音読の効果です。これは正直びっくりしました。英語で始めた
音読が国語にもうまく作用してきたのです。特に、漢文と古文。
「読書百篇意自ずから通ず」って本当だったんですね。今更ですが・・。