お昼のサイレン

2011/06/08

先日のブログに対して、コメントを頂いたり街角で話題になりました。
いわゆるお昼にサイレンを鳴らすことは、
「同報無線の目的外使用」
にあたる、ということはなかなか一般の人には分かりにくいことです。
いわゆる、「同報系防災行政無線」は、「生命・財産」に関わることしか
使用できない、というわけですね。フムフム・・。
また一方で、ちょうど赤ちゃんのお昼寝の時間になってしまって、サイレンが
鳴るとビクッとしてギャーと泣き出す、というわけで恨めしく思っていた、
というママ達も結構いらっしゃるんです。
そして、学校、特に小学校では、4時間目はたいてい12時20分とか
12時25分に終わりますから12時にサイレンが鳴るととたんに児童たちの
集中力は途切れます。思考が完全に「ハラへった―!」にシフトしてしまうんですね。
これは、講師時代に自分が経験したことです。
また一方で、屋外で畑仕事や漁港で仕事をしてみえる方たちは、サイレンを合図に
昼食に・・というのも事実です。実際、私も活動ビラを配っていて気がつくと12時を
はるかに過ぎてしまっていた、ということがたびたびありました。
こうしたことは不便だし、それを生命・財産には関係のないことだと言われれば、
そうなんだけど・・。
折衷案として、夜7時に鳴るチャイムを正午に鳴らしたらどうか、という案も
先日の一般質問では出ていましたね。
さて、どうなることやら・・。