お正月が終わってみれば、どの家庭も生ごみからプラごみ、空き瓶・空き缶が
山のよう・・と言っても決して大げさではない状態だったのではないでしょうか。
我が家もしかり。普段は3人暮らしが、年末年始は8~9人に増え、食べては
片付け、また準備・・の繰り返し。
そこで、我が家で大活躍してくれたのが、写真の雌鶏、名付けて『コケティッシュ』
ちゃんです。彼女はもうおばあちゃんなのですが、生ごみだけはせっせと食べてくれます。
20年ほど前から、我が家ではニワトリを飼い始め、生ゴミを処理してもらい、糞は家庭
菜園に、1日置きに産んでくれる卵は子どもたちの胃袋の中に、を繰り返してきました。
鶏の種類は『ゴトウ』(岐阜県)と『卵用名古屋コーチン』(安城市)の2種です。
4月にそれぞれ数羽ずつ買ってきて、初めのうちは古いコタツで暖めてやりながら、
成長後も何でも食べるように、青菜をすりつぶして与えます。この時、配合飼料は与え
ないようにします。
たいてい2年位は、卵を産むと言われていますが、我が家では産まなくなってもその
まま生ごみを食べてもらっていますから、今の『コケティッシュ』で4代目です。
子どもたちが小中学生の頃は、自宅で「つぶす」こともしましたので、首絞め係り
とか羽むしり係り、さばき役なんて物騒な係りが兄弟の中で決められたりもして
いました。ニワトリを飼うことで結構いろんなことを教えられたと思っていますが
今だったら、なんて残酷なこと!と言われてしまうでしょうか。
ともあれ、ニワトリは偉い!です。
事情が許せば、ぜひニワトリを飼うことをお勧めします。
1坪あれば、7~8羽飼うことができるそうですし、コーチンとかゴトウという種類は
ほとんど鳴きません。卵を産むときに「ケーッ」とか「コーッ」とか言うくらいでおと
なしいもんです。平飼いなら糞も乾いて臭くありません。
『卵用コーチン』は安城市の種鶏センターで誰でも買うことができます。
生ごみ処理用としてお宅でもぜひ1羽、いえ何羽でもいかがでしょうか?
ずっと本気で言い続けているのですが・・・
ニワトリのススメ
2011/01/05