週刊エコノミスト（毎日新聞社）１２月７日号に見出しの記事が載っていたので
買ってみました。（９月２８日総務省発表速報値による）
平成２１年４月に「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が全面施行されました。
自治体は財政の健全性を判断する指標である健全化比率を算定し、議会と住民に公表する
ことが義務づけられたのです。
財政健全化指標には　　①実質公債費比率　
　　　　　　　　　　②実質赤字比率　
　　　　　　　　　　③連結実質赤字比率
　　　　　　　　　　④将来負担比率　　　　の４つの指標があります。
今回の記事は、４つの財政指標のうち、借金返済負担の重さを示す「実質公債費比率」で
全国の市区町村が順位付けされていました。
一色町の実質公債費比率は、7.7％で、1750市区町村のうち第1504位でした！
ホッ！
これが、25％を超えると「早期健全化団体」となり、35％を超えると「財政再生団体」と
なってしまうわけです。
2009年度決算では、11の市区町村が早期健全化団体になり、夕張市が財政再生団体
となりました。11の早期健全化団体のうち北海道や沖縄が８つを占めたのに対し、
愛知県の全57市町村は全て1100位以降、つまり借金返済負担の重さという観点から見
れば、良い方だということが言えます。
ちなみに、西尾市・吉良町・幡豆町いずれも1500位台で、2008年度決算では、４市
町とも1600位台だったことを考えると、トヨタの業績悪化が微妙な形で影響している
のかな、と思いました