12月25日(月)
今日は冷たい風が吹きました。
三河湾産の養殖ノリの色落ちやアサリの生産低下に歯止めを
かける為に愛知県は11月から来春まで矢作川浄化センターと
豊川浄化センターの2ヶ所で下水処理水のリンの濃度を上げる
実験がおこなわれています。
その浄化センターの試験運転の様子を視察させていただく機会が
ありました。
重徳代議士の呼びかけで議員希望者12名と関係各課担当者が
参加しました。
さかのぼって12月5日、新ノリの初セリがあり、10帖で7000円の
高値が付いたと聞いていたので、早くもその効果が出たのかな、と
思っていました。
ノリは、海水の栄養分の変化が2週間で影響が現れるとセリに参加
した友人が言っていました。
その初セリのノリを一口食べさせてもらいましたが、香り良く、正直
ノリがこんなにおいしいと思ったのは初めてでした。
大げさでなく・・・。
アサリの生産低下には、まだ有効な手立てが無いようですが、本来
ノリソダの下にアサリが宿るとも聞いたことがありますから、今後
良い結果へと繋がっていくといいなと思っています。
「水清ければ魚棲まず」とは本当なんですね
栄養塩の濃度等を制御するセンター。全てIT化。
三河湾を眼前に矢作川浄化センターは位置しています。
反応槽の前で説明を受ける。下水に最終沈殿地から微生物の
塊を加え、拡販したり、空気を吹き込みます。
微生物が下水中の有機物質を栄養分として吸収・繁殖する
ので沈殿しやすいもやもやしたかたまり状です。
PAC注入器から有機系凝集剤がポタポタと落ちているのが
見えるでしょうか。これでだいぶ処理水はきれいになりました。
矢作川浄化センター栄養塩増加試験運転視察
2018/01/05