1月20日(水)
早朝の雪、大変でしたねえ
会派視察で那覇に向かうことになっていました
市役所出発が8時でしたが、既に遅刻組が何人か・・・。
私もそのうちの一人。
二手に分かれ、幹事さん他は電車でセントレアに
市役所から30分遅れでジャンボタクシーで向かった組が結局は
順調に到着し、急ぎANAカウンターに走り、窮状を訴え発券完了。
電車組は、残念ながら次便で。
とりあえず、先方那覇市様には9人で予定通り視察させていただくことが
できました。
今日ほど携帯・スマホの有り難さを実感したことはありませんでした。
那覇市には、遊び系の不登校の児童・生徒に短期集中的に対応する
「きら星学級」と心理的・情緒的理由で不登校の児童・生徒に対応する
「あけもどろ学級」の二つの事業があります。
「きら星学級」では、日中の居場所を確保し、学校や社会への適応の
促進及び将来の社会的自立・自律にむけた支援を行っています。
支援の種類は、「通級支援」、「一次支援」、「集中支援」、「学校支援」と
児童・生徒の状況に臨機応変に対応できるようプログラムされています。
西尾市でも同様の支援教室がありますが、異なるのは教育委員会
教育相談課に保護者が支援願いを提出後、課内調整で支援が決定
すれば、保護者と学校からの申請提出を受けて初めて支援が始まる
こと、また「学校の対応方針」と「復帰までの具体的な案」について学校と
話し合いをもとにきら星学級での支援計画を個々に立てることなどです。
非常にきめ細やかに対応策が練られ、最終目標は
「学校復帰!」
支援期間を最長3か月(継続は2回まで)としている点も特記すべきでしょう。
一方、「あけもどろ学級」の方は、
①教育相談 ②集団適応 ③学習指導を組織的・計画的・継続的に行う、と
しています。
「きら星学級」が個対応なのに対して、「あけもどろ学級」は、在籍校との連絡を
密に情報交換やつながりに重きを置いています。
こちらの最終目標は、投稿復帰・進級・卒業・進学です。
ちなみに、昨年度は学級在籍生41人全てが高校進学を果たした、ということです。
話を伺ううちに「子どもの貧困」の実態がまざまざと目の前に浮かびました。
支援の中には、一緒に調理して食べるということも重視されていますが、
廃棄される食糧が毎日何トンと出る一方で、腹いっぱい食べる!ということすら
ままならない児童が現実存在するという今の日本の状況にがく然
これらの支援教室は市役所庁舎の中にあります。
会派視察1日目~那覇市
2016/01/25