いのちは見えるよ

2012/06/30

6月28日(木)
今日の読み聞かせは4年生。確か“いのちの学習”をおこなう学年と
思い『いのちは見えるよ』(及川和男作・長野ヒデ子絵)を選書。
全盲の盲学校勤務のルミ先生が出産し、子育てをする様子を隣家に
住むエリちゃんがたまたま出産の場面に遭遇し、子育ての様子も
垣間見て感動し、学校でもお話をしてもらうというストーリー。
目が見えないのにどうして赤ちゃんの世話ができたり、ウンチだなんて
わかるの?という基本的な疑問にルミ先生が
  「見えるよ。いのちは見えるよ」
と答え、その言葉がエリちゃんの心にずっと残ります。
じーっと絵本を食い入るように見つめる目・目・目。
なかには、うっすら涙ぐんでいる子も。
みんなのお母さんもこうやって苦しんで、おしっこやウンチも
汚いなんて思わずに平気で触って育ててくれたんだねーanimal2