全国産廃問題市町村連絡会・講演会

2018/05/13

5月13日(日)
1ヶ月余・・・ずいぶんご無沙汰してしまいました。
先月来、皆さま同様さまざまなことがありました。
友人・親戚の病、逝去に呆然とする中、年度初めの各総会が
たくさん続きました。
経済建設委員会というのは、多方面に関わりのあることを
再確認しました。
ところで、連休は、いかがお過ごしでしたか?
我が家は、次男が高校時代にお世話になったイタリアから
パパとマンマが来日され、10日程滞在されました。
といっても宿泊は、近くに住む次男宅にて、我が家には
食事時と観光先に同行ico45
人生で初めてくらい、連休中に外出しました。
思ったとおり、とんでもない人出でしたkao16
さて今日は、全国産廃問題市町村連絡会・講演会が、一色町
カーネーションホールで開催されました。
併せて「産廃建設阻止!西尾市民会議」の設立総会が行なわれ
ました。
広く西尾市全域に産廃施設建設反対の機運が高まるように
との思いからの市民会議設立です。
生田地区の方を中心に「三河湾沿岸の環境・生活・産業を
守る会」が立ち上がったのが平成27年の10月。
署名活動や清掃活動、ビラ配り、毎月の勉強会などを続け
ようやくここまで少し進めたかな、という気持ちです。
講演会では、ゴミ弁連(たたかう住民とともにゴミ問題の解決を
めざす弁護士連絡会)の坂本博之弁護士が「西尾市の産廃
問題に関する法律的見解について」と題して、また那須地域
環境対策連絡協議会の眞嶋雄二会長が「那須地域における
産廃問題の現状と課題」と題して各々ご講演下さいました。
那須塩原市は、これまでに130を超える産業廃棄物最終
処分場(安定型)が設置され、同地域に過度に集中し、いわゆる
「産廃銀座」状態に苦慮していらっしゃる現状です。
市として、これ以上の設置は反対で、そのように意思表示して
いるにもかかわらず、栃木県指導要綱による規制が緩和され
新規でなく、拡張という形で活発に産廃業者が動いているとの
ことです。
一つ許すとどんどん増えていってしまう、という典型的事例
です。
講演会後は、会場をコンベンションホールに移して、意見交換会
が開かれました。
那須塩原市さんのほか、青森県田子町、福井県池田町、宮城県
白石市さん等からもご出席いただきました。
今日は、吉良町で宿泊され明日は総会開催とのことです。
意見交換会では、私は市独自の条例制定の有効性、実現性に
ついて質問しました。
産廃業者の事業計画が明らかになってからでは、条例制定も
無効ではないか、と思っていましたが、まだ愛知県に正式な
申請も出ていないし、具体的な事業計画も広く公開されてないので
充分、条例制定の価値はある、との坂本弁護士の回答でした。
いろいろ手探りの活動が続きますが、一つずつのステップに
合ったするべきことをしていかないといけないんだな、と理解
してきましたico1

全国産廃問題市町村連絡会の事務局を担当して
下さっている那須塩原市の君島寛市長。