3月29日(木)
会派視察の2日目は、東京都江東区有明にある東京臨海広域
防災拠点へと向かいました。
6.7haの国営公園と6.5haの都立公園からなる13.2haの超広大な
防災公園です。
平常時には、「そなエリア」という防災学習施設で、東京直下72ツアーが
体験できます。
貸出し式のタブレットを使い、クイズに応える形で被災者としてのツアーを
体験するというものです。
春休み中だからでしょう。
小中・高校生らしき団体や親子連れが来場していました。
ヘリポート近くの芝生上では、ピクニックがてらお弁当を食べている家族
連れも多く見受けられました。
このように、平常時には防災教育の拠点としての利用、憩いの場、賑わい
づくりが防災施設にこそ必要なのかもと思いました。
ちょうど、西尾市も国土交通省から矢作川「志貴野地区河川防災ステーション」
登録の知らせが入ったばかりです。
「平常時の賑わいづくりを一層推進」とありますから、しっかり活用される施設策が
練られるよう期待したいものです。
会場では、豊田市の市議の方々ともご一緒しました。
エントランスに向かって。木立の向こう側はヘリポート。
国の災害対策拠点ですから、規模が全く違います。
「そなエリア」(備える+エリア)とは、良いネーミングですね!
様々な防災イベント(子ども用も!)が計画されています。
これくらいの年頃の子たちから防災意識をしっかり身につけさせ
たいものです。「生き延びる」ために!
これは広めの家族用スペース。実際の避難所生活がイメージ
できます。阪神の時も東日本の時も多くの人がこういう空間で
耐久生活を強いられていたことを思うと・・・。
東京臨海広域防災拠点視察
2018/03/30