西尾一色ロータリークラブで卓話

2017/05/18

5月18日(木)
今日は、西尾一色ロータリークラブで卓話をさせて頂きました。
平成26年1月に続いて2回目ですが、やはりロータリーの皆さんの
前では緊張します。
テーマは『データで見る町の姿』
様々な統計から人口動態や地価の変化を見ることによって、町の
抱える課題や傾向が掴めるし、対処法の手がかりも得られるの
では、と総務省からの数字や西尾市まち・ひと・しごと創生人口
ビジョンからの数値を紹介させていただきました。
あいまいな情報、不確かな情報に振り回されることの何と多い
ことか!
防災にしても何にしても、根拠のあるデータ・数値によって正しく
理解し、判断することが大切だ、と自らに言い聞かせています。
いたずらに恐れるのではなく、正しく恐れよう!と。
今日の事例として、
一色町では、近年毎年約100人ずつ人口が減っています。
この現実から目をそらさず、持続的に発展していく町づくりの
ビジョンをどう描いていったらいいのか。
また、見た目は良さそうでも、構造劣化調査の結果を見れば、
悠長なことは言ってられない公共施設のあれこれ。
ただのノスタルジーでものを言えない冷徹な事実が眼前に
立ちはだかってきます。
問題提起に終わってしまいましたが、そんな気になるデータを
お示しさせていただきました。
高齢者が安心して暮らしていける町づくり、
安心して子育てできる町づくり・・・
一口で言ってしまうことは簡単ですが、この地域の特性を理解し
実際にどうしていけばいいのか、
いつもいつも考えさせられています。
   
   公共施設の劣化調査の結果なども現実のものとして
   受け入れていかなくてはなりません。