一色高校和太鼓部練習場の要望

2016/12/26

12月26日(月)
この週末、世はクリスマスで浮かれている頃、糸魚川市で
災難に合われた方たちは、どうしてみえたでしょうか。
宴の席でもついついその話題になってしまいました。
さて今日は、一色高校和太鼓部の練習場の確保について
一色高校地域後援会の方々が要望書を提出され、後援会
会員である一色地区選出の議員も同席させていただきました。
創部の頃からなかなかきちんとした練習場が無く、取り壊し
前の古い町体育館だったり、狭い卓球場で一時しのぎしたり、
校内の弓道場が使えるようになったと思ったのもつかの間、
赤羽別院に合った市の弓道場取り壊しに伴い、弓道部も
元の校内弓道場に移ってきたりで玉突きで行き場をなくして
しまい、特例で一色支所会議棟を使わせてもらって1年余。
いよいよその会議棟も29年度中に解体の計画です。
公共施設再配置計画の中で「子育て支援センターいっしき」の
機能は健康センターに移り、園児室(もともと保育園だったので)は
改修して療育事業を行うことになっていました。
元が保育園ですから遊戯室があります。そこは改修予定にも入って
ないので、何とか使用許可が得られないだろうか、というのが今回の
要望の趣旨です。
ご存知のように、一色高校の和太鼓部は、市内のさまざまなイベントに
出演、公演回数は年に60回を超えるほどです。
私が忘れられないのは、10年前の第一回発表会のときのことです。
割れんばかりの拍手とともに私の座席の周りのお年寄りが皆、涙を
流しながら
「ありがとね。ようがんばってくれたね!」
「ありがと、ありがと。わしらの太鼓を残してくれて!」

と感謝の言葉を繰り返していた光景でした。
そのとき以来、ずっと和太鼓部の練習場のことが気になっていたのです。
部の顧問の先生方からもその窮状は聞いていたし、地域後援会の会議には
毎回懸案事項として挙げられていました。
これだけ地域に貢献していることをちゃんと認め、市として何らかの支援の
手を差し伸べていただけるよう切に切に望んでいます。
   
   地域後援会会長・副会長3名と平井校長より要望書。
   
   何とか恒常的な練習場を!鳥居会長より要望趣旨の説明。
   
   部員も38名、年60回以上公演。左から外山副会長、平井校長。