私的視察~村上市・新潟市~

2015/04/24

4月22~23日(水・木)
長男家族の引っ越し手伝い名目で村上市・新潟市に行ってきましたico51
貯まったマイルでANA便を予約してありましたが、当日朝セントレアに行って
『欠航』を知り、払戻金22,000円をもらって新幹線で向かうことにしました。
かかった交通費は21,300円。払戻金てのもよく計算されてますね。
MAXときの二階車窓からは、雨の後だからなのか
信濃川も阿賀野川も、そして代掻きの準備でしょうか、縦横に走る水路も
全て満々と水を湛える様子が見えました。
日本の豊かな原風景、農村の景色を堪能できた気がします。
村上市は、ブルボン製菓や亀田製菓などがあり、共働き世帯が多いので
保育園も結構待機組が多く、一時預かりでしのいでいる家も多いとか。
新潟県内では、長岡市が最も子育て支援に力を入れている、という感が強く
市内至る所に「子育て支援センター」あり、施設も初心者にも使い勝手が
よく、他市町の住民でも利用可能、と本当に至れり尽くせりでした。
また、産後家庭訪問・ファミリーサポートも充実しており、長男家族のように
核家族で近くに親戚もない夫婦はどれだけ助けてもらったことでしょう。
今度移る新潟市では、今年度夏に『新バスシステム』が開業予定とのこと。
富山市や大震災後の気仙沼線・大船渡線の仮復旧で話題となったBRT
(バス高速輸送)を導入するということらしいです。
公設民営方式に基づく役割分担を運行事業協定により明確にし、民間の
交通事業者を行政が支援していくのだそうです。
つまり、新潟市が車両や交通結節点などを整備・所有し、新潟交通がそれらを
活用して運営する、という訳です。
長岡市・柏崎市で市内バスを利用したことがありますが、コミュニティバスも完備
されており、子育て世代・お年寄りも本当に多くの人々が利用していました。
車を持たなくても市内の公共施設を乗り継ぎしながらの移動が実にスムーズに
できて、特にお年寄りが生き生きとして買い物に温泉通いにと利用してみえ、
心底羨ましく思ったものです。
西尾市のくるりんバスやデマンドタクシーももっと多くの人が利用できるように
システム・経路の再構築をしてもらいたい、とつくづく思いました。
以上、簡易視察報告でした。
    
    いっときは存続に危機に見舞われたという『塩引きの鮭』。
    この奥も含めて1000尾の鮭が見事に吊るされていました。
    
    このお店「喜っ川」を訪問するのも今回の目的の一つでありました。