どうなる「愛知子どもの国」?

2011/12/06

12月6日(火)
3日間に渡って繰り広げられた一般質問も今日で18人全て
終了しました。
今日は、さらに傍聴者が少なくさびしい限りkao13
本日の主な質疑3点
1.愛知子どもの国について
  先に県から『見直し』とされた検討案の内容は、
  「廃止・地元移管・規模縮小・将来負担の軽減策などを含めて
  検討し、来年度夏ごろをめどに改革案をつくる」という重点改革
  プログラムが決定されたとのこと。
  私たちが子育てをしていた頃、子どもの国は親にとって本当にありがたい
  施設で、いったいどれくらい通ったか知れないくらいです。
  特に芝生広場が子どもに人気で、そこにある「アリジゴク」と彼らが
  呼んでいたすり鉢状の大きな穴に駆け下りたり、よじ登ったり。
  よくもあれだけ飽きもせず遊べるものだ、と友人ママと話したものです。
  よちよち歩きの幼子は、芝生の上に放っておけばいいから親も楽なのです。
  時代の変化とともに子どもの遊びも変わったということでしょうか?
  もっと刺激的でエキサイティングで、限定された遊びを差し出さなければ
  
  満足してもらえないということでしょうか?
  市単体で維持していくのは、素人が考えても無理なこと。マーケティングを
  きちっとして、有効な提案ができなければ県も存続に向けて動いてくれない
  でしょう。
2.吉良町の塩田復元整備事業
  昨日の質疑でも取り上げられましたが、計画立ち消えの懸念もあるなか、
  二人の議員から質問が出ました。
  「事業の内容、必要性などを十分に検討したうえで、第7次西尾市総合
  計画及び実施計画に位置付けることができれば、平成25年度以降ので
  きるだけ早い段階に実施していきたい」というすっきりしない答弁。
  先月の8日、吉良入浜塩田保存会の皆さんの手によって『饗庭塩』の塩
  づくりが再現されました。
      
      
  この日出来た『饗庭塩』と吉良産のポークを使って『塩メンチ』が作られ
  きらまつりで限定販売されたので、ご存知の方もいらっしゃることと思い
  ますが、その『塩メンチ』が今月14日の吉良上野介義央公の毎歳忌法要
  に献上奉納されると聞いています。
  吉良町の皆さんの歴史・文化保存に対する熱意には本当に敬服しますico26
 
3.旧幡豆郡3町の防災対策と消防団に対する認識について
  先日も書きましたが、海岸沿いに住む私たちは、殊のほか防災に関して
  関心が高く、消防団に対する期待も大きい中で暮らしてきました。
  それが、あるチラシによって大きく誤解を与えるような記述があった
  ので、そのことを巡って初日から論戦が繰り広げられてきました。
  私の周りでももちろん、その内容に深く傷ついた家族の方もあるし、
  立腹、また新年度の新しい団員のなり手がなくて難渋している町内
  会長さんも知っています。
  以前の消防団が全く何も問題がなかったとは言いませんが、それでも
  ほとんどの団員が仕事や家庭を犠牲にして奉職していてくださるという
  のが本当のところです。
  議員をさせていただいていた頃、消防団員の方々の話を聴く機会があった
  際に伺った
  「出かけることが多いので、カミさんとの中もなんかおかしくなっちゃって」
  「俺ら自営業だからってやってるけど俺が欠けた分、家の誰かが仕事かぶって
   るんだよね」
  「消防団に入ってから、恋人とうまくいかなくなって別れちゃった」
  などなど・・の体験談は、ぐっと胸に迫り、忘れることができません。
  このブログにも、上記のような体験をしたので、消防団いらない!と
  コメントを下さった方もありますicon07
  公費で飲食などもってのほか!報酬はちゃんと本人の手に、時間もお金
  もかかる消防操法大会は不必要、など見直す点は多いでしょう。しかし、
  今、この時期、あれほどの大震災、津波などの被害を経験した私たちの
  安心・安全な生活のために消防団の力は必要不可欠だと思います。
  また、いろんな情報は正確なものを流すことの重要性を痛感しています。
  あることに関して、全くあるいはよく知らなければ、間違った情報でも
  容易に信じてしまうのが人間だと思うからです。
  自戒を込めて、情報発信者の責任は重大だと思いますico25