長岡市の子育て支援&老人福祉

2011/09/18

平成23年9月18日(日)
子育て支援について身近に経験したことから・・。
転勤族の長男夫婦はつい5日前まで新潟県長岡市に住んでいた。
昨秋、第一子が生まれ、お嫁さんの実家も秋田市と遠いことから
出産直後から、助産師さんや市のファミリーサポートセンターに
助けてもらって何とか乗り越えて来たと言うanimal2
長岡市のファミリーサポートセンターは西尾市のものとシステム的
には同じだが、料金体系が違う。
平日の昼間料金を例にとると、
長岡市の場合、依頼会員が1時間あたり500円負担し、そこに市が
200円助成、合計700円が提供者に支払われるという仕組み。
西尾市やたいていの市町は、700円そのものを依頼者が支払うことに
なっている。
嫁さん曰く、この200円の助成がありがたいというのである。しかも
生後2カ月から頼むことができる(多くの自治体は生後6カ月から)。
子育てに不安やストレスを感じている若いお母さん方にとって本当に
ありがたい支援を行政には望みたいところであるicon09
件の息子夫婦は、今度は柏崎市に転居し、早速ファミリーサポートセンターに
登録したということだが、長岡市ほどの制度充実は期待できず・・らしい。
長岡市と言えば、老人福祉についても『高齢者総合ケアセンター こぶし園』
があり、「暮らし慣れた地域社会での生活を支援する」ことを主眼に先進的な
取り組みをしていると聞いたことがある。
実際、初孫誕生後の手伝いで長岡市に行った際、あちこちに点在する小規模
多機能型介護を行っている住宅や子育て支援センターやふれあいセンターに
驚き、ミーハーな私は、ある時は「ばあば」となり、またある時は「介護老人を
持つ嫁」となり施設を覗かせてもらったり、話を聞いて驚くことばかりface08
また、余談だが町内会主催の夏まつりも盛大で、老いも若きも、在の人も新参の
人も、そして新潟県には福島県から避難してきている人も多いから、
その人たちをも交えて、みーんな一緒になって飲み、食べ、踊る
というのである。あれほどの楽しい、温情を感じる夏祭りは初めて
だった、と長男がしきりに懐かしがる。
そしてもうひとつ、道路にはちゃんと融雪パイプが埋め込んであり、豪雪に備えて
あることも長い冬の生活には大変重要な要素であるともtenki7
何だか、長岡市の礼賛オンパレードになってしまったが、
そんな話をタクシーの運転手さんとした時に、運転手さんはいみじくもこうのたもうた。
「そりゃあ、長岡はカクエイ様がおれらの住みやすいようにしといてくれたでなあ」
って、そこに落ち着きますか!
    
    一色の魚市場で珍しくタカアシガニ。明日は敬老の日だから奮発!