12月3日(月)
一般質問初日2番目に登壇しました。今回の議題は
1.危険な空き家への対応策について
今夏の台風で崩落等の空き家が目につきました。町内会では、早く「特定空き家」に認定して処置を望む声が多いです。しかし、県下でも認定例は1例のみ。認定には高いハードルが立ちはだかっていることがわかりました。私有財産に行政が立ち入ることの難しさを痛感しました。今後は、未然防止策に傾注してもらいたいと指摘しました。どうにもならなくなってからでなく、早め早めの対処で「街」全体としての資産価値を高めていく方策が求められる時代になったと思います。
2.ごみ分別ルールの統一について
合併して8年目の現在でも、旧西尾地区には「不燃ごみ袋」が存在し、その他金属・ガラス類を同一の袋に入れて収集されます。旧幡豆郡地区は、コンテナ方式でこれらを分別して収集することで「不燃ごみ袋」はありません。何度もこのことを質していますが統一には至っていません。来年度からは、当初4冊、平成27年からは2冊あった「家庭ごみの分け方・出し方ガイドブック」が1冊に統一されます。広く市域全体の住民の方が、収集方法が2通りあることを認識し、統一へと向かうことを強く願っています。
3.一色地域文化広場について
本年4月改修工事を経てリニューアルオープンした一色地域広場の利用状況を尋ねました。他世代交流プラザ・子育て支援センターの利用が前年比約1.7倍と分かりました。また、公民館も若い年齢層の利用が増えました。一つには、学びの館にあった学習室が公民館に移ったことで夜9時まで利用できるようになったこと、1階ホワイエで飲食可能になったことなどがあるようです。利便性が良くなったことで新しい人の動きが生じるようになったということです。学びの館も子ども図書館の特性を配慮した選書が行われ、絵本の読み聞かせのみならず、絵本にちなんだ音楽会や料理教室が開かれるなど様々な工夫で利用者を増やしているとのこと。まだ、試行錯誤が続く状態と思いますが、地域住民も巻き込んで「まちのリビングルーム」おような公共空間に育って行くことを願うものです。