緊急事態宣言下での9月定例会

2021/09/12

9月12日(日)


新学期を迎え、児童の感染に対する不安が父兄の間で高まって
います。感染予防策とともに学びの保障を!と市長に緊急要望を
会派で行いました。(9月3日)

西尾市では連日多くの感染者数が報告され、緊張感と共に9月の定例会が
1日から開催されています。

去る3月定例会の折には、本会議場に入る議員数を偶数・奇数番に分けて
別室にての出席となりましたが、今回は換気等の感染予防対策を徹底し
通常形態で行っています。

今議会の一般質問では、なんと24人もの議員が登壇し、一日に8人ずつ
行いました。ただし、理事者側は、答弁担当部職員に絞られました。
私は9月2日に5番手で

 1.医療的ケア児について
 2.安全な通学路について
 3.子宮頸がんワクチンについて 質疑しました。

1では、来年4月には市内に県立特別支援学校が開校することから、市内に
おいてもケア児を受け入れてくれる事業所などを市から働きかけないかと
質しましたが、ニーズは認識しているものの、インセンティブを与えて
整備することは考えていない、とのことでした。
市内でしっかり受け皿を整えるべきと思いますが。

2については、千葉県八街市の下校途中の児童の悲しい交通事故を受けて
市内の通学路の安全がきちんと保たれているか質疑しました。通学路交通
安全プログラムの合同点検もきちんと行われているとのことですが、近年
目に付くグリーンベルトの設置や防災を兼ねた危険箇所マップづくりは親
子で危険な所を認知できて有効性が高いので、まだ作成していない学校で
も取り組んでほしいものです。

3については、昨年度から接種対象者に個別通知をするようになり、ぐんと
接種者が増えたことは大きな成果でした。接種時期を逃してしまった人たち
にも青森県平川市の事例のように後追い接種に助成を!と質しましたが、も
し重大な健康被害が発生した場合は、予防接種健康被害救済制度が適応され
ないため、救済措置は取らない、との答弁でした。しかし現在、国は積極的
勧奨を控えていますが、予防効果を示す最新の研究結果が蓄積されたこと、
接種と健康被害の因果関係が国内外の解析で未証明であることなどから、積
極的勧奨の再開機運が醸成されてきたことから、国の方で動きがあるかも
しれません。そうした場合に、市としても直ちに対応できるような体制を、
質したところ、その準備は整っているとの答弁が確認できました。

緊急事態宣言の延長で、ひたすら自宅と市役所を往復する毎日です。今日
久しぶりに買い物に行き、売り場が分からずウロウロする嘘のような事態
に我ながら赤面してしまいました。

さあ、明日からは各常任委員会、そして決算員会分科会が続きます。決算質疑
通告書も昨日今日で全て整いましたから、しっかり望んで参ります。

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