平成22年12月4日(土) 西尾文化会館小ホール
『変な給食』(ブックマン社 1400円)という本が出て、気になっていましたが
著者が西尾市で講演されるということなので、駆けつけました。
「食育」の重要性が叫ばれて久しいのに、こういう現実があることに
心底驚きました。
以下は、本当にあった給食献立です。
愛知県K市・・・エビカツバーガー(タルタルソース)
コーンスープ
雪見だいふく(アイス)
牛乳
三重県M市・・・生クリームサンド
やきそば
牛乳
東京都K市・・・エクレアパン
白菜のクリーム煮
桜桃ヨーグルトがけ
牛乳
そのほかにも「超ミスマッチ献立」あり、「お菓子給食」あり、「居酒屋給食」あり
の現実の学校給食なんです。
これらが全て、実際に各市町で出された給食なんだ、という点に驚愕しました。
特に、愛知県、神奈川県はワースト10位以内に入っているとか。
幕内先生の提唱するのは、「給食で、普通の食事を出して欲しい」ということと
「完全(週5日)米飯給食」です。
「砂糖」と「あぶら」まみれの給食ではなく、「ご飯、おかず、みそ汁」という
シンプルな食事が一番、身体と精神にとって良いものだ、ということが良く分かり
ました。ありがとうございました。
今後も完全米飯給食実施めざして要求し続けていこう!と思いを新たにしました。
じょうぶな子どもをつくる基本食~幕内秀夫氏 講演会
2010/12/05