2月17日(日)
今年で6回目となる尾崎士郎賞の表彰式が吉良町図書館で開催されました。
最優秀賞は、西野町小学校4年の若杉小夏さんの「大好きな海のために」。
海に行った際に父親が拾ってきたゴミをきっかけに母親との調べで、昨今
話題のマイクロプラスチックや「サーフワンハンド」や「キッズワンハンド」
にまで環境問題として関心と思考を発展させていける家庭環境が素晴らしいと
思いました。
優秀賞の黒柳舞さんは、小学1年にもかかわらず、夕刊を新聞屋さんから受け
取り、母親に渡す係を家庭で担っています。荒天や配達時間の遅れを相手への
思いやりにつなげていける美しい心根が印象的でした。雨降る日、傘をさし
夕刊を待つ姿が連想され、「しんぶんやさんとわたし」のドラマを見ている
ようだ、と朗読を聞き涙が出そうでした。
二人とも審査員の清水良典氏や堀尾幸平氏の講評を聞くときの真剣な眼差しや
きちんとした座り姿も立派で心から感心しました。
受賞された皆さま、おめでとうございました。