6月16日(木)
海辺に建つ西尾市立一色中学校にライフジャケット450着を
寄付する贈呈式が行われました。
市内で唯一災害避難所になっていない一色中学に通う
生徒たちは、各々自分に必要なものを詰めた非常用持
ち出し袋をロッカーに入れて、災害に備えています。
小学生の頃から防災教育を受けてきた彼らは、中学生に
なり、さらに防災リーダーになるべく防災教育を受けて
きました。
そして、津波や高潮災害から身を守るためにライフジャ
ケットが有用であることに思いが至り、過去五年間募金
活動を続けてきました。
そこに、昨年暮れ、一色ライオンズクラブ解散にあたり
80万円の寄付を受け、それまでの募金120万円と合わせ、
300着のライフジャケットが購入できました。
でも、全生徒数は700、まだ400足りません。
このニュースを目にした、ヤマゴえびせんべいさんから
相談を受けました。
色々ありましたが、御縁のある毎味水産株式会社、三河淡水
株式会社さんが、私たちの意に賛同、先生方の分も合わせ
450着の贈呈がトントン拍子に進み、今日を迎えました。
一色中部小学校で学校での防災教育に加え、自主防災活動
もおこない、その子たちが中学生になって、自分たちの命を
守るために何ができるか考え、ライフジャケットの募金活動に
動き出してくれたこと、とても頼もしく思っていました。
東日本大震災で防災教育の重要性を痛感した私は、自分なりに
校長先生や地区町内会長さんともに子どもたちに防災の大切さ
をともに勉強してきましたが、10年経って一つの形となったよ
うに思います。
何事も継続することの、特に防災教育はやり続けることの大切
さを改めて思いました。
今回、様々な方々が理解、協力いただき本当に嬉しく、本日の
贈呈式に同行させていただきました。
7月1日には、一色中学校で「感謝の会」が開かれ、その際には
実際にライフジャケットを着衣してプールでのデモンストレーショ
ンが行われる予定です。
楽しみです!