

東日本大震災の後、改めて評判になっているという 『三陸海岸大津波 吉村昭著 文春文庫』を読みました。 明治29年の津波、昭和8年の津波、チリ地震の津波について記録されて いますが、ひときわ胸がふさがる思いのするのが昭和8年の津波被害に あった子どもたちの作文です。 尋常小3年や4年の子どももしっかりした文章を冷静な視点から書いて いることに驚かされます。 救援活動も警察部、陸軍、海軍そして行政により迅速に行われたようです。 義援金関連にしても・・。 今回の国の動き、対応の遅れが一層腹立たしく思われました。 三陸海岸地域に住む人々は、こんなに度重なる自然災害にも負けず 今日を迎えて来ら…
2011/08/11






