4月28日(水)
名古屋教会幼稚園の日照権をめぐる訴訟で
「子どもの権利条約」を根拠とする画期的な
判決が出たとの報(中日新聞4/28朝刊)を
興味深く読みました。
判決理由の中には
「児童には最善の利益が保障されなければならない」
とありました。
1989年に国連総会で「子どもの権利条約」が採択され
日本でも1994年に批准されました。各自治体でも条約に
沿った条例制定が求められてきましたが、まだまだです。
西尾市では、昨年12月定例会で議員提案条例として制定
されましたが、議場で、
「なぜ今、制定の必要があるのか?」
「子育て支援計画があるのに、なぜ条例?」
などの質疑がありました。
私は深く関わった議員として、コロナ禍で大変ながまんを
強いられ、大きく声を出すこともできない子どもたちを今
こそ地域全体で、社会全体で見守っていくことが大切との
思いを答弁しました。
「児童の最善の利益」
この文言を改めて私たち大人は重く受け止めなければなら
ないと思います。